水パイプたばこ
嗜好品としてのたばこの喫煙は、世界的に広がっていますが、17世紀頃から、イスラム文化圏を中心に愉しまれている「水パイプ喫煙」は、アジアの一部、インド北部、中東諸国ではごく一般的に嗜まれており、家庭や喫茶店で愉しまれています。もちろん、欧米諸国でも、古くから広く知られており、最近、ブームになってきているようです。日本でも、中近東を訪れた人たちを中心に、愛好者が少しずつ増えてきています。
この喫煙方法では、たばこの煙をいったん水の中を通すため、クールでマイルドな煙が口中に広がります。
水パイプ喫煙は、「ゆっくり考える時間を与えてくれるもの」とされており、それにより、忍耐と寛容が培われるのかもしれません。
水パイプたばこは、他のたばこと異なり、有害物質が水に溶けてしまい、低ニコチン、ノータールであるため、健康への悪影響の可能性が少ないとされています。
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水パイプ
水パイプは、アラビア語では「シーシャ」、ヒンドゥー語では「フッカー」、トルコ語では「ナルギレ」など、各地で呼び名が異なりますが、形状、デザイン、大きさも、実に多種多様です。1人用の水パイプももちろんありますが、2人用、3人用など、友人や家族とのくつろぎのひとときを楽しめます。町の喫茶店でゆっくりと愉しまれることが多いようです。
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水パイプの喫煙方法
水パイプの構造は、大まかに言うと、底部がガラスでできている本体、たばこを入れる「ハガー」と呼ばれる最上部の容器、そしてハガーと本体を繋ぐ複数のチューブシャフトが付いている部分で構成されています。
チューブシャフトのうち、最も長い1本は水中に届き、残りのシャフトは水面より上までの長さです。
本体の底部はガラス製で、ここに水を入れ、シャフト部分を本体にはめ込み、シャフト部分とハガーを繋ぎます。
ハガーには、たばこと着火した専用の炭を入れます(たばこと炭の間に、穴を開けたアルミフォイルを敷きます)。たばこから出た煙が、水中まで届いている最長のシャフトを通って下方に進み、ベース部分の水中をくぐって水面に出てきます。こうして本体内に溜まった煙を、短い方のシャフトから吸い込みます。