パイプ用たばこ
パイプ用たばこは、大きく分けて3種類あります。
イギリスタイプ:
香料が少なめで、タバコ本来の味を前面に出しています。代表的なものは「ダンヒル965」。
アメリカタイプ:
強い香りをふんだんに使っており、水分が少ないものが多く、燃焼時間が比較的短いといえます。代表的なものは「ハーフ&ハーフ」。
ヨーロッパタイプ:
イギリスタイプとアメリカタイプの中間のもの。代表的なものは「マックバレン ミクスチャ」。
各種パイプたばこはプラセールのオンラインショップでお買い求めいただけます。
パイプの吸い方・・・あの映画のワンシーンのように。
パイプでゆっくりと煙をくゆらす。お気に入りのパイプで、おいしくパイプたばこを吸うためには、あなたにとってベストな喫煙方法を築き上げてください。それこそが、「パイプの愉しみ」です。
そんな至福の一服のために、パイプの愉しみ方の手引をご紹介します。
パイプたばこの詰め方
まずたばこをよくほぐして、パイプ詰めます。最初はゆるめに、上にいくにしたがって、堅めに詰めていきます。この詰め方は、昔から「最初は子供の手でたばこを詰め、
次は女性の手で、そして最後は男の手で堅めに」と表現されています。
たばこを詰めたら、火をつける前に軽く吸いつき具合をみます。軽すぎるときはさらにたばこを詰め、反対に空気がこないときには詰めすぎですので、もう一度やり直します。
火のつけ方
一番気をつけなくてはならないのは、火をまんべんなく全体につけることです。たばこが盛り上がってきたら、タンパーで平らにしてからもう一度全体に火をつけます。
パイプたばこの吸い方
吸い方のコツは「ゆっくり落ち着いて吸う」です。吸っているうちに、たばこが盛り上がってきますから、その時はタンパーで押さえながら吸います。
ポイントはたばこの中に含まれる水分を最小限にとどめること。パイプは数だけでなく、吹くことも大事です。吹くことで火種が消えずに、たばこの味がおいしくなります。
何回か吸っていると、パイプのボウルの内側にたばこのカーボンがついてきます。このカーボンは徐々に厚くなります。カーボンはボウルが焦げるのを防ぎ、水分を吸収し、おいしく吸う条件である、「ドライスモーキング」 の大事な役割を果たします。カーボンの厚さは1.5ミリから2ミリ位が適当です。時々リーマーを使い、常に火皿のカーボンを均一にしてください。
パイプの材料 -ブライヤーパイプ(Briar Pipe)-
ブライヤーとは、地中海沿岸のみに自生し、学名をエリカ・アーボリエというツツジ科の根こぶのことで、その特徴は堅く、軽く、火に強く、磨くと光沢が出ます。
英語ではホワイト・ヒース(White Heath)と呼ばれ、パイプの材料としては実用的で、パイプの王様と言われています。